教育営業マンのビジネスblog

教育を売っている。教育ビジネスには、言うまでもなく、二つの軸がある。教育とビジネス。その、「ビジネス」の側面にフォーカスして語るblog。都内在住。

2014-01-01から1年間の記事一覧

恵まれた凡才にできること。

気の置けない仲間との交流の時間。つい出たのは今の上司の悪口。それは自分の価値を貶めるものでしかないとわかっていた。しかし止められなかった。自分に何を期待されているかわからない。認められていない。差別されているようにすら感じる。文字に起こせ…

徒労、あるいは。

あくまで即決を目的とする1〜3http://hitori0406.hatenablog.com/entry/2014/07/10/013352http://hitori0406.hatenablog.com/entry/2014/07/12/013222http://hitori0406.hatenablog.com/entry/2014/07/15/034307先日の記事で、苦労して入会してもらった生徒…

教育営業の意味を狭義にするな

ある種の塾にとっては、春以上の入会が出るのが7月。その7月が終わり、振り返ってみれば去年の半分ほどの新入会生しか獲得できなかった。大雑把な振り返りとしては、入会面談への反省よりも、むしろそこへ至る過程への反省が大きい。問い合わせの数が例年よ…

信頼が大前提である

当たり前のことなのだけれど、技術やノウハウ、トーク例などを学べば学ぶほど、忘れがちなことでもある。僕は営業の仕事を始めて以来、「まだ買ってないお客様には、与えすぎるな」という指導を受けてきた。試食でお腹いっぱいになったら、モノは買わないの…

心を誘導することは行動を誘導すること「相手に気づかれずに相手を動かす心の誘導術」内藤誼人

気づかれずに相手を動かす心の誘導術 誰でもできるのに9割の人が知らない心理テクニック 作者: 内藤誼人 出版社/メーカー: 廣済堂出版 発売日: 2014/02/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 心理学は営業マンが習得すべき必須の学問のように思う…

価値観の化けの皮

価値観を知る手法はかなりわかってきた。⚫︎志望校を聞く⚫︎兄弟の受験の有無を聞く⚫︎子どもの現状に対する評価を聞くその他、相手の言葉で気になったことはさりげなく追求する。価値観がわかると、それを肯定するタイプの言葉を使えば信頼度合いが増すので便…

人の話を聴くということにはお金をもらうだけの価値がある 阿川佐和子「聞く力」

数々のインタビューを繰り返した筆者の経験が、成功譚や失敗談とともに語られる。本当に自信がなさそうにすら思える語り口が、謙虚で心地よい。インタビューを題材に聞くということの技術について書いたこの本は、私たちの面談という仕事に生かせることをた…

洞察

相手が何を考えているのか。その発言に至った背景は何か。すなわち、仕草、表情、発言を「発露」だとすると、それを生み出した「バックグラウンド」に意識を向けることが大切だ。昨日、直来(直接来塾:アポイントなしでいらっしゃるお客様)のお父様の対応をし…

本日の電話がけ 結果

情けないけど電話は一件もしなかった。その結果に自己嫌悪に陥ってしまうが、原因を「感情」の部分も含めて分析しておきたい。一番の原因は、「日曜日に出勤して何か作業をする」ということの感情コストを低く見積もっていたことだ。職場に着いて、今日23:00…

本日の電話がけ

感覚と感情の人間なので、「数字で考える」ということがとことん苦手である。しかし、営業は「率」からは逃れられない仕事だ。今日から少しずつ実践していく。本日の目標⚫︎当たるネタを100件揃える⚫︎うち20件に電話をかける⚫︎うち1件から面談アポをもらう行…

努力は連なりの中で

電話がけや紹介促進のための生徒への声がけができない。それをする間も無く生徒から講師から声がかかり、保護者から電話が来る。自分でなくてもいい電話を自分がかけ、講師と生徒のマッチングに時間を割き、時間が「対応」で埋まっていく。まったく主体的で…

イメージさせる力

昨日、「塾に行ったことがない」という子の面談だった。結果、ご入会にはなったしさっそく組んだ初回授業の満足度もまずまずだったが、決まり方に課題が残った。スタートから好調で、一方油断せず丁寧に進めた面談だった。しかし、途中で生徒の顔が強張った…

時間管理

募集期において圧倒的に面談数が足りない。問合数→面談数→入会数の順に減っていくわけなので、入会を増やすにはそもそもの問い合わせを増やさねばならない。足りない。数が足りない。いくら集中して面談し、入会する率をあげても、母数が足りなければ教室の…

あくまで即決を目的とする3

土曜日。私の嫌な予感とは、親子が「来ないこと」であった。親子が訪れた集団塾の対応者が優秀であった場合、集団の面談の後に別の塾の面談があると知るや否や、それがたとえ入会キャンセルのための面談であったとしても、生徒本人をそこへ行かせることは阻…

あくまで即決を目的とする2

先日の面談の方から、面談の翌日に「入会をキャンセルしたい」と連絡があった。まさか、集団塾に決めるとは思わなかった。面談時に一緒にいたもうひとりの社員も、ありえないととても驚いていた。正直なところ、集団の授業で勉強がわかるようになるとは思え…

あくまで即決を目的とする

久しぶりのブログ更新。本日面談のご家庭。不登校経験があり、本人はコンプレックスが強い。何か尋ねるといつもお母さんのほうを見てから答える。自信がなく、様々な判断を母親に委ねてきた証左。自分は勉強ができない、という意識がとても強く、かわいそう…