教育営業マンのビジネスblog

教育を売っている。教育ビジネスには、言うまでもなく、二つの軸がある。教育とビジネス。その、「ビジネス」の側面にフォーカスして語るblog。都内在住。

即決に見せかけた逃走

本日土曜日。
返事待ちの手続き1件、予定アポの即決2件で、合計3件の入会。
相変わらず、返事待ちという愚行に逃げ、幸か不幸か手続きに至った。複雑な心境だが、嬉しくないと言ったら嘘になる。

今日は予定アポの2件もお申込書をいただくことが出来た。しかし…。

2件とも、「キャンセルの可能性あり」の申し込みであった。
もっと余裕をもって対応すれば、逃げの一手は打たなくて済んだはずである。
悔しい。

1件は、小学1年生の男の子。学校補習の小学男子はお手の物だ。講師をしていた経験が生きる。流れで面談中に模擬授業を始めた。上手く褒めポイントをつくり、気が乗るように誘導する。本人の集中が切れないよう、あっちむいてホイなどのゲームもはさみながら…。
終わってから、本人の様子を見ながら達成感のあるやり方を臨機応変に考えて誘導したんですよー、とお母さんに解説。おお〜!となるかと思ったがお母さんは割と淡々のうなずく。
惹きが弱かったか?

この後、恒例の「主人に相談しないと」と「今日決めるつもりはなかった」「体験もしてみないと」が出たが、そうですよねーっ!と言いながらいろんな話進めるうちに、申込書を書いてもらえた。

なぜ書いてもらえたか、正直言ってわからない。前半の模擬授業が効いたのだと信じたい。が、その確証も持てない。何度かの反対トークの後、諦めて申し込んだようにも思える。私の内面にある押しの強さを感じ取られてしまったような気がする。私は見た目に反し、けっこう押しの強い人間だ。

ご主人と相談の結果、ダメなら連絡くださいね、と面談を終える。キャンセルの書類も書いてもらってしまった。大丈夫だと思うが…。

悪い結果ではないものの、ベストとは到底言えない。どこかにお母さんの気持ちをもっと掴めるポイントがあったはずだ。

そして、もう1件は、本当の勝負系。
あと数件塾を見る予定だと言っていた。授業の日時や自習の頻度まで相談したのだが…。
火曜までにはっきりとした返事をもらえる予定。そこから手続きに来てもらったのでは、お互いに手数があるので、今申込書もつくっちゃいましょう!キャンセルの申込書も込みで!と提案。あっさり了承を得る。
今日もらえて一安心ではあるが、このノリの軽さは、同時にキャンセルが容易いものであることの証でもある。
はっきり言って、あまりスマートなやり方ではなかった。

【反省】
●模擬授業が必要そうな場合、後に余裕を持っておくこと。模擬授業は時間がかかる。
●もっと授業の具体的なイメージを持てる手法を持つこと。中学生には、意外とイメージをさせられていない。