教育営業マンのビジネスblog

教育を売っている。教育ビジネスには、言うまでもなく、二つの軸がある。教育とビジネス。その、「ビジネス」の側面にフォーカスして語るblog。都内在住。

このブログについて

教育を売る仕事をしていると、自分の内側やあるいは外側で、しばしばある対立に出会う。

教育が大切か、営業が大切か。

別の言い方をすれば、内を見るべきか外を見るべきか。

眼差しを、現顧客と未来顧客とのどちらに多く配分するのか。

他の業態では、このような二項対立は少ないように思う。
以前私は教育とは関係のない業種に就いていたが、そこで売ることの罪悪を問われたことはほとんどなかった。
いや、全くなかった。

しかし、教育業界のなかには、教育を売ろうとすることに、一定量の拒否感情が存在する。

「教育は、儲けてはいけない」。

これは別に顧客から強引に求められたものではなく、教育産業に従事する者の内側に既に存在するものである。

他の業界においては、
「売ることが正義」
であるが、教育業界においては、
「売ろうとすることは悪」
という風潮が、無意識的に根付いているのである。

その意識が、冒頭の二項対立的な命題を生む。

私がブログを立ち上げたのは、この命題に対する答えを、自己に身体化させたかったからだ。

前後するが、つまり、答えは出ている。
教育と営業。
そんなのどっちも大事に決まっている。
どっちか選べなんてナンセンスな話だ。

しかし、既に述べたように、教育産業従事者のほとんど本能として、売ることは悪いことという意識が存在するため、教育産業のビジネス的側面をより強固に自己に意識付けていかないと、なかなかバランスの取れた仕事ができない。

よりよい仕事のために、ビジネス、営業というものを、より深く学びたい。
それは取りもなおさず顧客のためになる。

そう信じて、最初の記事を閉じたい。

このブログの目的は、ビジネスについて学習し身体化させることである。