自己の未来は、枠組みをはみ出せばよい
よくよく考えると、「広告制作の実地経験が多少なりともあり、コピーとイラストとデザインがそれなりにできて、パワーポイントの扱いに長けた現場の営業マン」という存在は、意外と希少なのではないか。価値があるかは、実力次第であるにしても、希少であることは間違いない。
単なる営業マンであれば、売り上げが全てになる。そしていま、私はその点でさほど優秀ではない。
しかし、現場から発想した営業ニーズを独力でツールに具現化する能力においては、かなり優秀なほうであると自負できる。
これで、営業マンとしての実力が高まったら。
一冊本を書ける、と本気で思う。
今日コピーライター向けの本を読みながら、自身の未来を考え、そんな夢想をした。
私たちは、既に名前のついた仕事を目指しがちだ。それ以外の発想力を持っていないとも言える。
けれど、既知の枠組みに自分を当てはめる必要は全くない。会社の用意した役職にこだわる必要もない。
自分に向いていて、自分がやりたく、会社や社会のために仕事があれば、今ここにない仕事でも全くかまわないはずだ。
私のビジョンが明確になった。
あとは泥臭く、前へ進むだけだ。